やりきり後悔のない不妊治療の思い出

私は38歳で同じ年の夫と結婚し、不妊治療を46歳まで続けたけれど妊娠できませんでした。

いくつかの病院に通いましたが、最初の治療は地元の総合病院の産婦人科です。

年齢的に焦ってはいましたが、未だ何も知識がなくとりあえず大きな大学病院の方がいいだろう

と安易な気持ちでの治療の始まりでした。

そこでは私のみ一通りの検査をし、特別な問題がなかったので、まずはタイミング法で様子を

みましょうと言われました。

タイミング法というのは基礎体温計で毎朝体温を測りグラフにしたものを先生に見せて排卵日

を予想してもらい、予想の前後3日位を集中して夫婦の営みをする自然妊娠に近いものです。

結果はでず、3ヶ月目で近くの不妊治療を専門にする産婦人科に転院しました。

2つ目の病院では最初に夫の精子の検査をしました。そこで結果が悪かったので、一気に体外

授精という高度不妊治療に進む事になりました。

何も問題がなければ、タイミング法→クロミット法(タイミング法に加えホルモン錠剤を処方

して卵の成長をよりよくする)→人工授精(自然妊娠ではなく精子を先に採取し排卵日に人工的に

精子を注入する方法)→体外受精 となるところを一気に最終段階の治療に進みました。

体外受精とは人工授精の場合は精子を子宮に直接注入するところを、卵子も外部に取り出して

確実に受精を確認してから子宮に戻すというものです。

卵子を外部に取り出すという行為は採卵といって手術になり、麻酔をして半日入院でしたので

結構大変でした。治療費は1回で30万以上と一気に高額になります。

採卵までにはホルモン注射で採取できる卵子の数を増やし質を高めていくという作業があります。

この病院では1回に卵子の採取2個程とれて受精卵も出来、子宮に戻す事が出来ましたが、妊娠

に至りませんでした。

2回ここで治療した後、同じ市内で不妊治療専門で有名なクリニックに転院しました。

今までは不妊治療も出来るけど、出産も出来る所だったので妊婦さんも一緒に待合室にいたけれど、

3つ目のクリニックは本当の不妊治療専門だったので、待合室で皆仲間なので安心感がありました。

3つ目のクリニックでの治療は2番目の病院と同じ体外受精でした。

ホルモン注射の種類、打つ量やタイミングが微妙に違い、ここでは卵子の採取も1回で5個以上

取れる事が出来ました。

受精卵になった物は多胎妊娠を避ける為、3個までしか戻せないので残りは凍結保存という方法をと

り、次の月以降に戻すという方法をとりました。

ここでは3回目に初期妊娠、同時に切迫流産という結果になりました。

不妊治療の場合、自然妊娠の方なら見過ごす初期妊娠、流産という結果を見る事が多くなります。

受精卵が子宮にくっついていくことを着床と言うのですが、くっついて妊娠判定前に落ちてしまう

という事がホルモン値で結果が良いか悪いか出てしまうのです。

ここらへんで43歳位でしたので、もうあきらめかけていたのだけれど、不妊治療の人が集まるHP

サイトで東京のKLCというクリニックが有名で遠くから通っている人の書き込みをみて、最後にその

クリニックに(高速道路を使って1時間位の距離です)通う事にしました。

主人も初診は一緒に診察を受けました。ここでの治療も引き続き同じ体外受精でした。

今までの病院と違うところは、卵子を育てる時のホルモン注射がなく、錠剤のみでしたので採卵までの

通院回数が少なく済んだこと、採卵には麻酔を使わないのですぐ帰宅できたことなど身体に優しい

治療でした。

結果は卵子の採取は毎回1,2個でしたが、受精卵質は上がった感じはしました。

身体的にも負担が少なく、費用も今までの半分位だったので3ヶ月に1回位の治療が毎月出来る様に

なりました。

年齢のリミットもあり、毎月、2年以上頑張りましたが、結果妊娠できず、治療を断念しました。

治療はやりきった感もあり、諦める時はそれほど精神的なショックはありませんでした。

治療中は夫も良く協力してくれ、判定日に陰性と出るとその日は二人でお酒を飲みに出かけ、最後の

東京での治療には一人の時は東名高速バスと使いのんびりと、主人と行くときは車でレジャーを兼ねて

楽しんで治療が出来たと思います。

費用の工面や身体的苦痛、時間に縛られる事、また妊娠しないという不安から解放されるとも思いました。

その後は養子の事も話し合いましたが夫が積極的ではないのでやめました。

今は愛犬と夫と私といつでも一緒に旅行やドライブへ出かけ、楽しく生活しています。


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