不妊治療の内容種類

男性不妊の原因でもっとも多いのは造精障害(精子をうまく作れない状態)によるもので、精液中に精子がみられない無精子症、精子の数が少ない乏精子症、精子が運動していない精子無力症、精子奇形などがあります。

乏精子症精子無力症であれば自然妊娠の可能性もあります。タイミング療法から始めて、女性の年齢などを考慮して必要があれば人工授精や体外受精を行ないます。

無精子症には閉塞性無精子症といって、精子の通り道がふさがっているために精液に精子がふくまれないものと、そもそも精子がつくられていない非閉塞性無精子症があります。

閉塞性無精子症では、精索静脈瘤や性感染症など原因が明らかになれば、まずその治療をします。精索静脈瘤の治療は手術です。性感染症のうちクラミジアや淋菌は尿道炎をおこし、精巣上体炎に進展して閉塞性無精子症になることがあります。治療は薬の内服または注射になります。

無精子症の場合は自然妊娠はできません。しかし、精巣の中を探すと精子がみつかることがあります。精巣の中にある精子を探し採取するのがTESE(精巣内精子採取術)で、顕微鏡を使って精子を探すものをmicrodissection TESEといいます。この技術により無精子症の男性でも半数近くで精子が採取できるといわれます。ほかにも、精巣ではなく精巣上体から精子を採取するMESA(精巣上体内精子吸引採取)や、TESA(経皮的精巣上体内精子採取)といった方法があります。

精子が採取できたら人工授精や体外受精を行ないます。

中には、染色体異常が原因で無精子症となっている人もいます。例えばクラインフェルター症候群という病気は、通常男性ではXとYの染色体が1本ずつありますが、X染色体が2本あるいはそれ以上とY染色体が1本あるのがクラインフェルター症候群です。

染色体異常の人は子どもを得ることは不可能とされていましたが、TESEで精子がみつかる可能性があります。

ED(勃起障害)や膣内射精障害も男性不妊症の原因になります。EDの原因には精神的なものも、身体的なものもあります。バイアグラなどの薬で治療ができます。

意外かもしれませんが、EDは単に年のせいではなく、高血圧、糖尿病、高脂血症(脂質異常症)、腎臓病といった全身疾患にかかわっていることがあります。喫煙やうつ病、薬剤による副作用が原因のこともあります。EDの治療薬はネットでも販売されていますが、偽物であったり有害物質が含まれていたりするリスクがあります。正規の薬は医師の処方箋が必要です。EDそのものは命にかかわる状態ではありませんが、他の疾患が隠れている可能性がありますので早めに泌尿器科や男性不妊を治療する病院を受診することをおすすめします。


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